コラム・エッセイ

配信を辞めた話。

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配信を、やめた。ついにやめることが出来た。

(個人的に)満を持したブログ投稿が暗い内容になってしまった。だが、書かずにはいられなかった。

長々と言い訳を連ねたいと思う。

プチ自己紹介

なぎせいなです。ゲーム実況をしています!YouTubeX(旧Twitter)もやってますのでよかったら!

配信を始めることになった経緯。

まず、ここで「配信」と呼んでいるのは「生放送」のことである。

僕は、インターネットのコンテンツの中で最も配信が好きだった。

だから約10年続けることが出来たのだ。

裏を返せば、それ以外続ける理由はなかった。

子供の頃いじめに遭い、いじめっ子たちの言いなりになっている弱い自分が嫌いだった。

自分の中に強い自分がいると信じたかった。

だが、それは偶像に過ぎなかった。

それをインターネットという媒体を通して現実のものに限りなく近づけたものが「凪世薙」であった。

配信を辞めることになった経緯。

しかし、世間は「いじめられっ子」を求めた。

人が苦しんでいるさま、無視されているさま、無様なさまを求めた。

自分の言いなりになってくれる奴隷を求めた。

もともとインターネットは綺麗な場所ではなかった。むしろ汚かった。

ただ、汚い中に美学があった。

輝く神像に泥を投げる姿こそ、輝いて見えた。

弱きものが強きものに諸刃の刃で立ち向かうその姿に心を打たれたのだ。

だが今はどうだ。

「世間」が強きものとなり、数の暴力で邪知暴虐の限りを尽くす。

弱きものを虐げ、首を垂れる姿に快楽を感じているではないか。

この無法地帯にいてはいけない。

信頼していた人たちはどこかに消え、「世間」となって立ちはだかる。

私の心の疲労は、限界を迎えた。

「配信が嫌いだ。」

気づけば配信は私の汚点となっていた。

私が最も得意とする配信は、私が最も面白いと思う配信は、私を救った配信は、私の夢を作った配信は、

もうこの世には存在しなかったのだ。

1,2年前から気づいていた。だましだましやっていたのだ。

あの頃の自分に嘘をつけなかった。どうしてもやめることが出来なかった。

いじめられていたころ、自殺願望があった。

それを救ってくれたのが配信だった。

当時はニコニコ生放送を見ていた。

配信者が口を開けば白いコメントが右から左に流れた。

外の世界に辟易としていた私は6畳半の部屋から流れ星を見ることが出来た。

今あの頃を思い出すだけでまた配信が好きだという気持ちが溢れてくる。

ただ、自分で配信をつけると一番星すらない、巨大な暗雲に包まれた世界が広がっているのだ。

2026年、諦めることを学んだ。

昔から諦めることが出来なかった。

好きな子に振り向いてもらうため毎日勉強したし、

マラソン大会で優勝するために毎日嘔吐するほど走り続けた。

絶対に叶わないと誰に言われても諦めなかった。

配信もその一つであった。

散々やめるやめると言って結局やめることが出来なかった。

ただ、あきらめざるを得ない現実がそこにはあったのだ。

この年になると「別れ」というものが増える。

同期が会社を辞めたり、いつもお世話になっていた美容師さんが転勤になったり、恋が終わったり。

慣れざるを得ないのだ。どうしようもない現実に対する「悲壮感」や「無力感」に。

「早く諦めて次のことに挑戦する。」27年でようやく気付いた教訓である。

世界一面白い配信者

私は世界一面白い配信者である。

アーカイブを見返すと腹が捩れる。

意味のない一言一句、突然の怒号、口から産まれたような手数、根拠のない自信。

意味を求められる矮小な現代社会に、輝く「無意味」を齎してくれた。

この狭い世界の外に世界を作ってくれた。

凪世薙でいれてよかった。

私以外の人には「敗北」に映るだろうが、凪世薙は決して負けなかった。

彼は最後まで凪世薙であった。

凪世薙の一番のファンであり、一番の理解者。

そして凪世薙は私の一番のファンであり、一番の理解者であった。

凪世薙は世界に及ばなかったが私の中で確かにその爪痕を残した。

最後に

第三者から見たらとんでもなくイタい文であっただろう。

それだけ配信に力を込めていた。

一度も手を抜いたことなどない。真摯に、本気で取り組んだ。

腐りながらも前に進んでいたのだ。

よく頑張った。そばで見ていた。

誰からも褒められることなくよくやった。

ヒールに徹した。いばらの道を裸足で全力疾走した。

血にまみれたその足で俺を笑わせ、勇気づけてみせた。

今流れている涙は弱い私の涙だ。決して凪世薙の涙ではない。

凪世薙は泣かない。最後まで。

振り返れば誰一人立っていないのにそれでも走り続けた。

世界一の配信者がみせた世界一の独りよがり。

誰も褒めてくれない、誰も好きになってくれないからこそ

せめて自分だけでも自分を愛してあげよう。

最後の最後、一世一代の大勝負

最初に述べた通り、生放送を辞める。

動画専門の配信者として生きていくことになる。

より一層人とのコミュニケーションというところから離れることになるだろう。

一人でも戦える方法を模索していくつもりだ。

前向きな「諦め」。

配信で一花咲かせるという夢は叶わなかったが、新たな一歩を歩み始める。

この一歩は大きい。

でもいつか誰かと共に戦える日が来れば、それもまた喜びだろう。

どこにいるかもわからない応援してくれた人へ

応援してくれた人はいる。間違いない。

あなたのコメントが、僕を支えてくれた。

あなたのおかげでここまで頑張ってこれた。

あなたがいなければ僕はここにいなかった。

散々迷惑をかけたのについてきてくれたあなたが僕の宝物です。

この世界で数少ない綺麗な「無意味」を齎してくれた。

理由を求めないでくれたみんな、ありがとう。

勝てなくて、ごめん。

俺こんなんだから幸せそうにしてる人みるとムカつくけど

みんなの幸せだったら自分のことのように喜べるよ。

愛すべき敵たちへ。ありがとう。

いじめられっ子でも犯罪者でも少数派でも孤独でも、輝いたもん勝ちだろ

  • この記事を書いた人

なぎせいな / 凪世薙

インターネット天下統一を目論んでます。ゲーム実況と生放送ばかりしていますが、このサイトでも好き放題します。 今の目標はSEを退職することです。頑張るぞ!! 最新情報がわかるXとYoutubeもぜひチェックしてください

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